オクトパス(OCTPUS)任天堂/ゲーム&ウォッチ・ワイドスクリーン・シリーズ/1981年頃
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| 電子ゲームブームを巻き起こした任天堂の「ゲーム&ウォッチ(以下G&W)」は 1980年〜85年(海外では91年まで)に数多くのゲームが発売されました。 その中でもシルバー・ゴールド・ワイドスクリーンとマルチスクリーンまでが G&Wの全盛期と言えると思いますが、その中でも、今回紹介する「オクトパス」は とても人気のあった機種でした。(少なくとも私の周りでは友人の多くが所有していました) (ちなみに当時の私は「オクトパス」を買いに行き、「ポパイ」を選びました ^^;;)。 おそらく現在電子ゲームから離れている方でも画面を見ればゲーム内容を思い出す事と思います。 ゲーム画面の半分以上を占めるキャラクタ「オクトパス」には電子ゲーム好きでなくとも 脳裏に焼き付いているハズです。 |
さて、ゲーム内容ですが、海中に沈む宝箱を発見した潜水夫一同・・、 しかし、喜ぶのも束の間・・、なんとオクトパス(大ダコ)が宝箱を守っているでは ありませんか! 潜水夫はオクトパスの足を潜り抜けて宝箱を取りに行かなくてはなりません・・。 (・・って一目瞭然ですよね? ^^;) ゲームが始まると、徐々にオクトパスの足が伸び縮みしていきます。 ここで怖がらずにタイミングを計って[RIGHT]キーを押して浸水しましょう。 ちなみに一定時間ボートの上に居ても強制的に浸水させられてしまいますので 注意しましょう。 |
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大ダコの足を上手く潜り抜けて宝箱の前でさらに[RIGHT]キーを押すと財宝を 取る事が出来ます。ただ潜水夫が財宝を袋に入れるまで3パターンと時間が掛かります ので深負いは命取りです。財宝を取る度に得点が1点加算されます。 財宝は幾らでも取る事が出来ます。それによって袋が重たくなったりしませんので 可能な限り財宝を取るのも、高得点への道とも言えるでしょう。 潜水夫が袋を持った状態でボートに戻ると、潜水夫が自慢げ(^^;;)に 袋を挙げ下げして3点が加算されます。 (袋を持っていないと、ボートに戻れません。仲間が拒んでいるんでしょうか? ^^;) 実は袋を挙げ下げしている間も潜水夫を動かす事が可能なんです。 テキパキとお仕事するのも高得点への道かもしれません。 潜水夫がオクトパスの足に捕まるとミスです。 (捕まった潜水夫のその後の消息は不明です。^^;;) ミスになると、潜水夫が足をジタバタさせて必死(には見えないが ^^;)にもがいて、 次の潜水夫が登場します。 ミスを潜水夫の残り数で表現しているのは、このゲームにおいて特質すべき所だと 思います(ミスマーク制では無い)。 ゴールドシリーズからのミス帳消しシステムは相変わらずで得点が200点,500点に 達した時にミスしていると、ファンファーレがなってミスが帳消しになります。 この要素のおかげでゲームが遊びやすくなっているのも見逃せませんね。 |
このゲームのコツとしては、宝箱付近にあるオクトパスの右2本の足にとらわれすぎないようにする事です。 初心者の方だと財宝を取る事に集中してしまい、右の2本の足だけを避けるようにして 財宝を取り続けるようになります(この2個所しか移動しなくなる)。 しかし実際にはこの2本の足は必ずしも交互に動いていないので、捕まってしまい、 ミスの原因になる事が多いのです。 逃げられそうに無いと素早く判断し、後退するかボートに復帰するのが良いでしょう。 このゲームはゲームバランスが非常に良いので、頑張れば必ず最高得点に達する事が 出来るでしょう。この遊びやすさが「ヒット」の要因の一つである事は言うまでもありません。 他のゲームと違い「受け止め系」で無く、「活動的」なのも(自由度がある)、独創的な感じがする理由でしょう。 皆さんも是非、このゲームをプレイして下さい。G&Wの基本を味わう事が出来ると思います。 |
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☆オクトパス名場面集☆ | ||||||
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ゲーム&ウォッチ・ワイドスクリーンについては、「シェフ」「パラシュート」をご覧ください。
この機種ではアラームキャラが可愛い「アラーム子ダコ」になっており、親子共々、印象深い存在になっています。
また「パラシュート」「オクトパス」「ポパイ」、そして前シリーズの「ヘルメット」は全く同じ音色のサウンドが特徴的です。
私はこれらの機種のサウンドが一番G&Wらしいと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。
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1・ゲーム前のフライング作戦(^^;;) ゲームキーを押したままだと最高得点が表示されますが、 実はこの時でも移動は可能です。宝箱の手前に行ってからスタートさせればゲーム開始時に得点出来ます。 (他でもゲームキーを押したままキャラクタを動かせるゲームが多々あります。) 2・ジタバタもがき大作戦(^^;;) ゲームオーバーになった時に軽く[TIME]キーを押すと、時刻表示にならずにジダバタするパターンだけ 変わるので、繰り返すといつもより早く足をジタバタしているように見えます。ジョークワザです。(^^;; |
「このゲームをプレイしたいけど、手に入らないよ!」・・そんな方にオススメなのが「ゲームボーイ・ギャラリー1(任天堂)」です。
ハードの違いから実機にこそ適いませんが、スーパーゲームボーイを使えばパネルも表示されて、実機の雰囲気が味わえるようになっています。