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FT232RLデバイスドライバのインストール手順(WindowsXP編)


 USBシリアル変換ケーブル作成後は、FTDI社のデバイスドライバをインストールする必要があります。
ここでは「Windows XP(32ビット版)」でのインストール手順を説明します。


1.最新版デバイスドライバのダウンロード/ドライバファイルの展開
まず、インストール前の準備として
FTDI社のホームページから最新のドライバファイルを入手します。
上記URLにアクセス後、
「Operating System」の「WindowsXP」環境の覧にある
「Driver Version」項目の
バージョン番号部分(執筆時の最新は 2.04.16) をクリックして、
ドライバファイルを適当なフォルダに(ここでは「C:\work」)ダウンロードします。
FT232RLデバイスドライバダウンロードページ
ドライバファイル解凍画面 ダウンロードしたファイルを
右クリック→[全て展開]で適当なフォルダ(ここではC:\work)を
指定して [次へ] をクリックします。

※お使いの圧縮・解凍ソフトによって操作が異なります。

解凍に成功すると、以下のようにフォルダが展開されます。
ドライバファイル解凍後の画面

2.ドライバインストールウィザードの起動
(1)作成したUSBシリアル変換ケーブルを
PCのUSBコネクタに接続すると、
「新しいハードウェアの検出ウィザード」(右図)が
起動しますので、
「いいえ、今回は接続しません(T)」を選択して
[次へ]をクリックします。
ドライバインストールウィザード1
(2)「一覧または特定の場所からインストールしする(詳細)(S)」
を選択して[次へ]をクリックします。
ドライバインストールウィザード2
(3)「次の場所で最適のドライバを検索する(S)」を選択して、
「次の場所を含める」にチェックを付け、
手順1でドライバを展開したフォルダを指定して
[次へ]をクリックします。
ドライバインストールウィザード3
(4)検索画面がしばらくの間(数分かかる場合があります)、
表示された後に、
ドライバファイルがシステムにコピーされます。
ドライバインストールウィザード4
(5)[完了]をクリックしてインストール作業を終了します。 ドライバインストールウィザード5

3.デバイスマネージャで確認する

 デバイスドライバインストール後、USBシリアル変換ケーブルをUSBコネクタに挿した状態で
「コントロールパネル」上の「デバイスマネージャ」にて、「USB Serial Port (COMx:)」が
追加されていれば成功です。

※COMポートの割り当ては、ご使用のPCによって異なります。
デバイスマネージャ画面での確認


2009-03-02@あお

記事作成 あお氏
ご寄稿誠にありがとうございました。

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