ウォッチ&ボーリング(SLIMBOY WATCH & BOWLING)
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電子ゲームも近年のTVゲームと同じく、どんどん豪華になって複雑化していきました。
しかし、電子ゲーム本来の手軽さも忘れてはいけません。ちょっとした場所でもすぐ熱くなれるのが電子ゲームの良い所なのですから。
もともとこのゲームは「ウォッチマン」という腕時計式のゲームをハンディタイプのものにした為に、
ゲーム内容も手軽で簡単に楽しめる内容になっています。
ゲームを始めると、ボウラーが上から下へ移動し続けますので、タイミング良くGOボタンを押して投げる場所を決めます。
この時、GOボタンを押しているタイミングによって、左・ストレート・右とボールのコースが変化します。
ただし、画面上ではボールの奇跡は直線(ストレート)のコースしか表示されません。ピンが倒れるまで分からないと言うわけです。(^^;)
スペアを取ると、「うりゃ〜」と言わんばかりのガッツポーズをしてスペア音が鳴ります。
又、ストライクを取ると「王冠マーク」が出て、ガッツポーズと共に時計のアラームの様なファンファーレが鳴ります。
ゲームにはゲーム1と2があります。
ゲーム1は1フレームだけのボーリングで、主に多人数で交代でプレイする時に使います。
ただし、1フレームでゲーム終了となってしまうためにスコアの計算はされませんので、スコアシートを用意して自分で計算する必要があります。
ゲーム2は10フレームの本格ボーリングとなっています。10フレーム終了時にスコアが200以上になると、お祝いのファンファーレがなります。
ゲームは意外にあっさりしていて、サラリーマンが電車の中で気軽にプレイしても違和感なさそうです。
上記の通り、「ウォッチマン」という腕時計式のゲームのハンディゲーム版です。
ただ、スリムボーイシリーズと言うと「レーシング5」「スペースクォーツ」「ベースボールクォーツ」等、8000円を超える高級品がメインだった為に
「スリムボーイ」シリーズとしてのハンディ化はこれだけではないかと思います(情報求む)。
ウォッチマンは「ウォッチマン・デジプロ」という低価格なハンディ機としても発売されました(「ゴルフ」「プロレス」「水道管」など)。
このゲームのボディは本当に小さく、チェーンが付けられる程です(本体左)。結構、クラシックな感じがします。
スクリーンの左側に丸いボツボツがありますが、これは単なる飾りでスピーカーは本体裏面にあります。
電池蓋がネジで止める形になっているのは、幼児があやまってボタン電池を飲み込まないようにするための対策でしょうか。
時刻合わせのキーの反応が遅いのは相変わらず(ウォッチマンもそうでした)で、キーを押しっぱなしにしても1秒間隔ぐらいでしか進まない為に
結構しんどいです。
また、時計の秒針・ストップウォッチの1/10秒に使用するキャラクタが登場します。
時計の時はピンの数が秒の”10”の単位、ボールとボウラーの数で”1”の位を表現しており、とても楽しいです。